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温度差?

「ライフ・イン・ザ・シアター」
愛知県勤労会館にて二度目の観劇。

世田谷パブリックシアターで観たときは3階席、・・で今回1階の15列目ってことで
今回のほうが圧倒的に舞台に近いのに
お芝居が始まったときから「ん?」という距離感を感じた。当然物理的な距離じゃなく
舞台上の役者さんと客席の観客の間に温度差があるような感じ。

名古屋で2回目を観ることになってから、相棒Tちゃんがしきりに心配してた。
「世田谷に比べてハコが大きいからな~。ちょっと心配。」って。
まさしく私の感じた温度差ってそれが原因だったと思う。
行く前からそこんとこ気にかけるなんて、さすがTちゃん!
あのお芝居の内容と劇場の規模がマッチしてないんだよね。
客席のキャパどうこうより舞台の広さが合ってない感じ。
ワタシの感覚だからアテにならないけど。

このことに関しては、例のトークショーで竜也も言ってた。
制作側の選択ミス・・・かな?」みたいに。

ロバート市村さんとジョンたちゅの二人の演技は
さすがに長く二人だけで続けているだけあって、ほどよくこなれて初見の時より
さらにいい感じだった。
ロバートの演技には前回感じた悲哀に加えて、苛立ちの感情が強く出ていることを感じたし、
ジョンの演技は逆に、どんどん強くなる苛立ちの感情に加え、後半の理解や尊敬の念が
優しく表現されてたように思う。
前より席が近かったから、表情がすごくよく見えて、より強く伝わってきたのかも知れないけど。

恥ずかしながら、正直言って、前回観たときにこのお芝居全体をワタシなりに堪能したので
今回は、コスプレ状態のたちゅやくんだけを
ただの藤原竜也好きとして、何も考えずぽぉーっと観ててもええかな・・・と
そんなよこしまな考えだったんですけど・・
お二人ともやっぱりお芝居が素晴らしいっすから、そんな見方できませんでした。
幕が開いたときから、舞台の上に竜也も市村さんもいなくて
ジョンとロバートしかいませんでしたもん。

当たり前のことだけど、その当たり前のことを今回ほど顕著に感じたことはないなぁ。
派手さはないけど、そんな演劇としての質の高さが確実に存在しておりました。

それだけに、会場の問題はもったいない気がする。

改めて・・・ああ演劇っておもしろい。

劇中でロバートが言う「声の響きは匂いみたいなもんだ」って台詞。
声ふぇちのワタシにはとても深~い台詞に聞こえました。
その深~い部分も含めて、ロバートの意見に激しく同意!



by LuckyMan38 | 2006-05-23 19:42 | TV・映画・舞台

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