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I am so Lucky Man!

IZO

昨日にのちゃん観劇されてたんですな・・・。

ワタシかてその前の週の日曜とその前の前の週の日曜。
2週連続で日帰り上京して、観てきたんですわいっ!!(なぜキレる?)

確かに最初に観たときより2回目に観たとき
確実に剛くんの声は辛そうだった。
でもそれが『役作り』って言うのには、激しく納得。
そのかすれた声の剛くんが“人斬り以蔵”と呼ばれた男の悲しい身の上に
びったりハマってたもんね。

1回目に見たときは、新感線の役者さんはじめ
坂本竜馬のイケテツとかね。吉虎主人の木場さんとかね。
他の役者さんたちの圧倒的な存在感の中で正直、剛くんの印象は薄かったんだよね。
ガキっぽい・・・っていうか、幼さが感じられるような気がして。
でもすべて観終えて、パンフとか読んで振り返ると
その駄々っ子のような幼さこそがあの芝居の中の以蔵なんやなぁ・・・と。
1週間たって2回目観たときは、もう剛くん演じる以蔵しか目に入らなかったもん。
純粋で、一途で、切なくて・・・。
確かに、搾り出すような叫び声がそんな以蔵を際立たせてたと思う。

脚本も演出も素晴らしいと思うし、それを全身で活かした剛くんも素晴らしい。

最後まで“犬”扱いされた彼だけど
誰よりも“人間”らしく生きて、誰よりも“武士”として生きたのが以蔵だと思う。
あぁ・・思い出しても泣けてくる・・・。

もう1回観たいよぉっ!

余談ですが
1回め観に行ったとき、ワタシたちの斜め後方で
喜怒哀楽を笑顔で表現する男=堺雅人氏が観劇されていました。
開演直前彼の存在に気づき、あまりの顔の小ささとお可愛らしさに
その瞬間大きくうろたえました。

芝居好きとしてあるまじきことですが
あの位置にいらしたのが他ならぬN宮さんだったら・・・と考えると
ワタシ芝居に集中できなくなるのではなかろうか?
昨日、観にいかなくて本当によかったと心からそう思います。

あり得ないことですが、
N宮さんと同じ会場でお芝居を観るなら、彼の存在に気づかぬまま観たいです。
でも、N宮さんと同じ芝居を観てその感想を語りあいとうございます。

ま、あり得ないことですがね。



by LuckyMan38 | 2008-01-28 22:53 | TV・映画・舞台

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